
昨年の夏に見学してた「オーディション」の優秀賞受賞者による演奏を聴く。最優秀賞が男女2名、優秀賞男性2名と言う受賞者の中、三重野奈緒さんの演奏だけ選ばせてもらったのは、おっさん的に「目の保養」も必須と言うことで…。
設置されてた、すごく響くピアノの影響も有りそうだけど、彼女の奏でる音色を一言で言うと、「原色」。それもかなりピュアなのに感じる。これがドビッシーの混濁したのとか、ラフマの濃淡的なのを、どんなふうに奏でるのかは気になる所。ただ、極まった原色が無いと、変化が浮き上がらないのも事実。そんなことを感じながら1時間ほど聴かせてもらった。
ちなみに…、夏のオーディションの際、筆者は演奏者に関する一行コメントをノートに残していたのだが、彼女に対する一文は、「まとまりすぎ、伸びしろ?」だった。きっと彼女なら、素人オジサンのインチキコメントなど、木っ端微塵に打ち砕いてくれるだろう…。
