まずは坂戸山が高い。梅雨の時期なので、早朝、ざっと降った雨は9時をまわっても時々パラパラ、しばらくすると薄日…。不安定な天気の中、暑くなる前に登ってしまいたい。500ミリリットルのお茶ペットボトルだけを持って、仮設駐車場から歩き始める。コースは谷沿いと尾根沿いの2コースあるが、元気なうちに高さを稼ぎたいので、尾根コースを選択する。登山道は土嚢みたいなのが敷き詰められ、道脇には3合目…とかの案内も立っていて、よく整備されている。ただ、予想に反して、五合目を過ぎても、尾根上の楽な登りにはならず、段差の大きい階段が永遠続いて、汗で湿ったジーンズの足が上げ辛い。虫対策の長袖シャツも大部分の色が変わってる…。こんな大汗は一ヶ月前の一乗谷城以来のことだ。その後の暴飲暴食が祟って、悲惨な状況になっている(「山が有るから」ってベタなタイトルで新ページを立ち上げるか…って、不吉な考えさえ浮かんでくるし)。前方に鉄製の階段が現れ、元は鎖場、観ようによっては石塁とも見えなくも無い所を通過すると、実城跡にたどり着いた。登りに要した時間はほぼ一時間半。多少吹いている風で服を乾かしつつ、残り少ないお茶を飲みきって、しばし休憩。周囲の眺望は素晴らしい。魚沼米の水田が輝いている。ただ、ここも城と言うよりは砦だろう。下りで谷沿いルートを見てからじゃないと断定できないけど、馬である程度上がってこれないと、兵糧も十分運び込めない。イコール、少人数か短期決戦しか出来ないと判断するんだけど。日差しを遮るものの少ない実城跡を後にして、谷沿いコースへ向かう(大城とか支城?櫓?跡も有るんだけど割愛)。つづら折の道を下る。こっちの道は杉が有るので直射は免れられる。桃の木平まで来て、土塁の跡みたいなモノを確認し、何となく山城の雰囲気が感じられた。

