交響曲

電機らいおん管弦楽団 大田区民ホール「アプリコ」大ホール

東京電機大学管弦楽団の世代を超えたOB/OGの方々が結成し、今回初の演奏会を催されるとのコト。どんな音が鳴り出すのかと注目していると、一言で「デカいなぁ…」。相当な圧を感じるのだが、ソレが破綻なく響いている時点で、練習量と楽団内の密な関係性を連想した。管楽器のソロなんかもシッカリしていて、人選なんかにも各世代の中から適任を選択できる強みはあると認識。演奏されていたヴェートーベン第7番、チャイコフスキー第5番共に、派手な楽曲でこのオケに合っていたと思う。ところで「らいおん」の由来はなんだろう? 「雷音」?

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駒澤大学管弦楽団 駒澤大学駒沢キャンパス百周年記念講堂

受験以来、30数年ぶりに正門をくぐる。もし…、本命校の合格足切点が通年どおりの定員数に設定されていたら(意味深)、この学校に通ってたコトになるんだよなぁー。などと妙な感慨にふけりつつ会場に向かう(2浪後に受かった3校のひとつ)。
さて、演奏に関してだが筆者の私見として、大学オケは2極分化しているように思える。とんでもない熱量をもってプロオケみたいな演奏を響かせるトコと、部活の一つとして惰性で続けているみたいなトコ。コチラのオケで言えば前者だと言い切れる。当日プログラムを見るところ、現役3:OB4:賛助3の割合で構成された編成は、どのパートの練習量も十分に感じられるし、部員だからと強引にステージに上げたりしていないのが、弓の動きなんかでも明白。鳴っている音も各パートが十分溶けていて、迫力もかなりのものに聞こえた。こんな音が代々引き継がれているんだろうと勝手に理解。

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Orchestra Largo 横浜みなとみらいホール

サン=サーンスの交響曲第3番が素晴らしい。これまで新宿とか所沢の会場にて何回か聞いた楽曲よりも絶対良かった。一体感と緻密さ、それに迫力も伴っていて贅沢な時間を過ごさせてもらう。

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管絃樂團“響” 品川区立総合区民会館きゅりあん

コロナ禍前に江東方面でお聴きしたオケを聴きに出かける。お初となる会場は建築後間もないのか、椅子とかも含めて新しさを窺わせた造りで、8Fがホール、下の方は大型電気店という、不可思議な公共施設だと思われる。さて演奏の話だが、チェロ協奏曲を演奏されていた深谷 剛さん、長い前奏(?)の後に響きだした音がふくよかな低音と切れのある高音で、あえて「深い」音色と表現しておく。個人的な感想になるが、後ろの、特に管楽器が元気だったため、できたらあと2割ほど、音量を上げてもらえたら完璧だったと思う。次にメインの楽曲の話だが、ドヴォルザークの交響曲第3番て…。まぁ、お初の音色だったことは当然として、名だたる「美メロ」作曲家の曲にしては、派手だけど耳に残る旋律ではなかった。またこのオケで別の曲を聴きに出かけたい。

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東久留米交響楽団 まろにえホール

ラフマの交響曲第2番が目的で出かけたのだが、公演が始まると外国人男性のソリストがご登壇。この方、ジェラール・プーレさんと云うらしい。何の予備知識のない中、サン=サーンス/ハバネラ 作品83という曲の出だしで、筆者はフリーズする。聞いたことないヴァイオリンの「音色」。なんか霧を再現したら、こんな感じに聴こえるのでは…? といった、フワフワとしたような旋律が耳に届く。語彙力が足らなくて、うまく表現できないのがフガイないのだがスゴイのは確か。2曲目、サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第3番はお初の旋律だったが、ヴァイオリンの旋律だけで十分楽しめた。
演奏についてウマく伝える言語が思いつかんので、あえて僭越ながら、称号を進呈したいと思う。
『微音の魔術師』あるいは『ヴァイオリンの全音色再現者』ってことで。
一方、オケの皆さんは弦の強さが印象的。小音から大音量まで、管楽器や打楽器に負けない旋律を絶えず響かせていた。交響曲が始まる前に、指揮者さんが曲紹介として、主要な旋律を事前に演奏してくれた。過去に主要なというコトで短いフレーズが演奏されたのは、別のオケでも経験が有るのだが、それが5か所くらい演奏されてたのは、無茶ブリに感じたのだが、オケの皆さんは平然とコナされているのが印象的だった。

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成蹊大学管弦楽団OBオーケストラ「桃李」 三鷹市公会堂 光のホール

最初、弦の音が鳴りだした時、「線の細さ」を感じた。けして「弱い」のではなく、繊細な旋律が「緻密」に紡がれて耳に届いている。それが少し派手目な旋律に替わった時、凄く「揃っている」んだと気付く。8人分の均一な音が迫力をもって、周囲に響いたときに、スゲーとニヤケているオッサン1名。管楽器の皆さんもお上手で、久々にシビれる演奏を拝聴した。寒い中出かけて行った甲斐はゾンブンにあった。

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L.v.B.室内管弦楽団 タワーホール船堀小ホール

確か…(?)ではあるが、フルオケで一度、室内楽で2回目の拝聴だと記憶している。シューベルトの交響曲第5番以外は、全て「初聴き」というのは毎度のコトだ。そんな中、ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲第3番が気に入った。2楽章で少しばかりピアノが強くて、聴き取れない旋律が有ったのだが、良く合っていて、練習量を感じさせる演奏だったと思う。メインの交響曲、弦の各パートが、それぞれ2-3人と少ない上、指揮者無しで成立するのか? 興味本位で見いていたが、全くの杞憂で、十分迫力もある演奏を楽しめた。トコロで…、無料公演とは言え、TeketのQRを入場時に確認しなかったのは、単に入場者数を制限するためだったのだろうか?

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オーケストラ・チェルカトーリ調布市グリーンホール

創立2年目でお初のオケを聴きに出かける。指揮者さんはどこぞの大学オケでお見かけした方だった。さて、お題のメイン、J.ハルヴォルセン交響曲第一番なのだが…、このノルウェー人作曲者様のお名前、「全く」存じません(苦笑)。曲が始まって、もしかしたら…の奇遇は当然起こらず、流麗で華々しい旋律が次々流れていくのだが、なんだろう? 変化ばかりで繰り返しの「しつこさ」みたいなのが感じられず、何らかの印象として、心に引っかかることなく消え去って行った。グリーグの姪っ子を奥さんにした指揮者さんがいて、晩年交響曲も書いた、といったところが微かに記憶として残るかなぁ…。今回はオケの皆さんの素晴らしい演奏を楽しんだ公演だったとしておく。

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アリエッタ交響楽団 和光市民文化センターサンアゼリア

まずはピアノ協奏曲のソリスト、佐野優子さん。グリーグの派手な曲をダイナミックにかつ繊細に演奏されていて好印象。そして、オケの皆さんもソレに劣らない雄大な音を奏でていた。特に最前列のコンマスさんと第二ヴァイオリン主席さんの演奏は、素人目に弦が切れそう…な位に迫力を感じた。そんな演奏者を束ねていた指揮者さんだが、左手で指揮棒を振られていた…。左利きの指揮者さんて初めてみるかも…、などと、妙に冗長性の濃いシューベルトの交響曲「グレイト」を聴きながら変な発想に取りつかれる筆者(苦笑)。芸術家タイプの指揮者さんてどんなだ? 一方で、大半の指揮者さんは論理的思考なのか?(まあさきの独断) よくよく考えると、左利きのギタリストは存在する(した)のに、左利きのヴァイオリニストはおろか、弦楽演奏者(ついでにフルート奏者)は見たことないなぁ…。などと、、さらに深みにハマるアホ一名(弦に関しては逆の順番で張れば左利き仕様はできそうだが…)。いろいろ考えさせられる楽しい公演だった。

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武蔵野市民交響楽団 武蔵野市民文化会館

拍手で迎えられた女性指揮者さん。最初に驚いたのは、その「お辞儀」。にこやかに周囲を見渡していたのが、アタマを下げる瞬間、凛と直立した(ような)姿勢と表情を一瞬された後、お辞儀されるのが、なんとも厳格さを物語っている(と思う)。そして、演奏が始まると全身を使った指揮法でオケから楽曲を引き出していくのだが、その音がやはりスゴイ。強弱、大小、押引きその他、寒い中聴きに来て良かったと感じる旋律。メイン、英雄交響曲の2楽章、これ以上遅くしたら破綻するかも…なギリギリなテンポ。それに対応したオケの皆さんも素晴らしいが、まるでアマオケの「限界」を要求してるのでは…、と思わせる指揮者さんも凄かった。

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