勝間田城跡


道路沿いの標識やマップルの小さな文字に従い、何の予備知識も持たない城跡を訪れるのが好きだったりする。「誰」が「何時」、「どんな規模」の城を築いたのか、歩きながら歴史を紐解く「無駄」なヒトトキ(笑)。今回訪れた勝間田城跡は静岡空港の南、茶畑の中に存在する。城山の麓に駐車場とトイレが設けられ、民家と茶畑の中の舗装された農道(山道)を歩くこと10分強、舗装は終わり、写真の入り口に到着。ただ、駐車スペースが無いだけで、バイクならココはおろか、まだ先まで進める。さて、杉の葉がうっすら積もった道を登ると、遺構は多く、土塁や曲輪がしっかり残っている。案内板があって、この城を築城したのは名前のとおり「勝間田氏」とのこと。平安末期から室町時代に勢力を張っていたらしいが、戦国期の前に今川氏に滅ぼされてしまったとの事。その後この城が使われたのかは「よく判らない」(資料が残ってないらしい…)。まぁ、それでイイ。こうして残そうとする意思が続く限り…。

Posted by maasaki

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