増富の湯


平日の休み、実家の埼玉から、群馬、長野と県境の山道をクルマで走り、山梨県北部のラジウム温泉に行く。筆者にとっては、ラジウムもラドンもゲルマニウムも放射線もイッショクタではあるけど…。受付でチト高めの料金¥820を支払い、浴室へ…。脱衣所に人けは無かったが、湯船には多くの先客が…。この温泉は、「温泉」と言うよりは「鉱泉」で、湯船も温度の低い方から、「30℃」「35℃」「37℃」と沸かし湯の「40℃」が見える範囲で確認できた。先客は、35℃と37℃に集中していて隙間も無いほどだったので、誰も入っていない30℃に浸かってみた…。をを、判ってはいたコトだけど、冷たい。気温30℃だと聞いただけでゲンナリするのに、水温だとチトきついか…。それでも10分以上浸かっていたら、結構慣れてきた。それよりビックリしたのは20分を過ぎて、手のひらの血管がやたら浮いてきた事だ。割と皮膚は薄いのだけど、明らかに太く濃く見えてる血管は、一応、効能を信じるに値するレベルだ…。と、昼飯どきも近づいたので、37℃の浴槽に、2-3人分の空きができたので移動。37℃はこんなに暖かいのか? 不思議な感覚にとらわれながら、十数分、やたら心地良くて、つい、ウトウト、睡魔に襲われる。結局ココでも30分近く浸かり、血管の浮いた手が、フヤケテきたので湯から上がる。もうすこし、時間をかけて「ゆっくり」したい温泉だ。

Posted by maasaki

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