武蔵野市民交響楽団 武蔵野市民文化会館

室内楽の公演へ出かけるとよくあることだが、本日も4曲中「全部」お初という、新年にふさわしい、初々しい体験をしてしまった…。その中でも3曲目、A. フレジエの「2本のオーボエと2本のファゴットのための四重奏曲」に至っては、このフランス人の作曲者名すら存じ上げないという、相変わらずの不勉強ぶりを自覚せざるを得ない現実なのだが、今日は2本のオーボエのうち1本を、クラリネットで演奏してもらえるという、この先二度と体験できない貴重な体験だ。で、筆者の「バカ耳」だと、交響曲なんかで、周りの音に紛れてしまい、 オーボエとクラリネット、どっちが出してる音だが判別できないときが多々あるのだが、今回はバックがファゴットだけという高環境で聴き比べ事ができて感謝! 同じ旋律を何度も交互に聴ける機会なんて普通は無いわな。で、それぞれの特徴だが、オーボエは「ほぼ」金管楽器みたいな音を、鋭い立ち上がりとともに出してる。対してクラリネットの立ち上がりはのんびりしてて、長い音の後半の響きがふくよかで好ましい。と考えると、オーボエは速いテンポの細かい旋律が得意で、オーボエはゆっくり目の長い音が向いているように感じた。今度、どこかのフルオケ公演で確認してみよう。

Posted by maasaki

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