百貨店

50年以上生きてはいるが、これまで「セレブ御用達?」の三越なんかに足を踏み入れる機会さえ存在しなかった…。が、ココにきて「スマホの故障」という、一見無関係な事象の発生により、この店舗を訪問する機会がやってくるとは(苦笑)。コトは3年以上利用したスマホが充電できなくなってしまい、急遽毎度の尼損で安物を購入したことから始まる。故障したのにはマイクロSIM、新しいのがナノSIMだったので、SIMの返却義務を想定して「切る」というのは頭に浮かばず、4千円くらいかけての「サイズ変更」を強いられてしまった。利用している格安SIM会社のホームページで即日交換手続きが可能なところを調べると、ビックカメラでできることが判明。職場から一番近いのが日本橋だったという次第。半年ほど昼飯を抜き続けている「昼休み」を利用して、酷暑の中トボトボ歩く。さぁ、日銀の近くに目的の建物が見えてきましたぞ。と、建物そばの車止めに止められたクルマの推定価格だけで気後れするが、60分でミッションを完遂する必要もあるので、建物内へ。途端に各販売ブースのお美しい女性販売員様の視線が突き刺さった後、目的外の烙印を頂戴しているであろう「妄想」と戦いながらエスカレーターで上へ。が、様子が変だ…。目的の階に達したのに、ビックカメラのビの字も見つからない。どうやら、日本橋三越には本館と新館があって、目的の窓口は別建物の「新館」らしかった(トホホ)。連絡通路で新館へ移ると、今度はレイアウト替えがあったらしくて別フロアへ移動と、目的地にたどり着くまでに20分以上経過してしまった。まぁ、その後は無事手続きもできて、昼休みを3分ぐらい超過して戻れたのだが、帰り際担当者さん曰く、「SIMの返却はこの窓口では受け付けておりません。それと返却義務はありませんので、廃棄しても問題ありません」とのこと。ダメもとで切ってみりゃよかった…。
なんか、エスカレーターで降りてくるときに、Tシャツ短パンビーサン姿の中国人と思しき観光客が目に入ったのだが、昭和世代のオッサンとは別の生き物らしい。

Posted by maasaki

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