建部山城址

今回の攻城戦、北陸・山陰の部で最堅牢と思しき山城。既に情報戦(google先生による検索)でも、所在地すら確認できない?ほど、攻略には難儀するモノと…(理由は何れ)。
ウニ丼でスタミナ取得と決意の程を示した道の駅の、左手「奥」に目標は鎮座している。まずは山裾に取り付くべく、駐車場探しから。多少の努力により「小さな」案内板を発見、住宅の裏手にある、2-3台駐車可の空き地にクルマを止めて歩き出す。が、入り口に「不吉」な案内が…、「3km」だと!!。 ハイキングコースと詠われているが、こっちはナメナメで、靴はドライビングシューズ(?)のうえ、手ぶらで飲み物不携帯と来ている。どうして、難関と判っていつつ、自らさらにハードルを上げてしまうのかは不明だ。しかも、道が荒れてるっぽい。遭難したくなかったら止めとくか?? 一瞬過る「弱気」をウニ丼のゲップが打ち消す(笑)。 ここで止めたらココのブログ記事は元より、ウニ丼も掲載できない…。歩き出す。ひたすらゆるい登りを進む。適度に整地されているのは、大正昭和期の日本軍が、頂上の城跡に砲台を造って、そこに軍馬で弾薬とか物資を運んだからだ。しかし、しばらく進むと訪れる人の数が知れているのか、道の半分以上を「シダ」が覆う。夏場ならマムシが怖くて絶対引き返してるけど、この時期は安心。なんとか、45分ほどで遺構を発見が…。レンガが積み上げられたソレは筆者の求めているモノでは無かった。「日本帝国なんとか」に戦国時代以前の城址を保護しようなんて考えは「これっぽっち」も無く、無残に砲台を建設されてしまった事実。そんな中で、筆者の求めている遺構かも? と思われた数少ない建造物として、レンガが積まれた土台が、城壁か何かの石積みに思えるのだが、どうだろうか?
結局、無残な城跡を眺めただけであったが、張りぼての復興天守より数倍良い、歴史のロマンを感じられる場所だ。








Posted by maasaki

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