春先にも出かけた、南アルプスの山懐、早川町に「別」の温泉に入るべく再来。今回は露天風呂の島の湯だ(料金¥550)。写真のヒノキ風呂と小ぶりな石風呂が今日の「男湯」に割り当てられてた。なんといっても、特徴は洗い場で、源泉が「樋(とい)」の中に貯められて、お湯を手桶ですくってカラダにかける趣向。今回のお湯も「若干」硫化水素が香っているので、頭髪洗うのを、少しためらった筆者だが、ニオっても、洗わず痒くなっても、結局は家で風呂入るんだったら、おんなじと捉えて「ザバーん」とふんだんにぶっかける。その後ヌルめの露天につかり、傍を流れる早川の水音などを感じつつ、しばし。あー、この後真夏日の都内に帰るのは億劫だ。
