サーブに乗りたい!

ヘーェ、実用国産車にしか興味ないと思ってたけど、外車に乗りたいのか?
なんて思ったアナタは「ブゥーー」残念でした。一部の軍事オタなら、グリペン等で知っての通り、サーブは航空機メーカだったりする(だったら上の絵みたいなの使うなって?)。
さて、そんなサーブの「SAAB340B」という37人乗りプロペラ機は、30年位前から日本に十数機が導入され、主に九州と北海道で利用されていたのだが、経年によって飛んでいる機体が少なくなってきた。筆者にとっては「YS11」以来、20年ぶりのプロペラ機に乗るべく、2か月前にバーゲンチケットを予約し、この日を心待ちにしていた。
で、前日に3回目の緊急事態宣言が出てしまうのは、「毎度」のトラブル見舞われ体質?の証だが、不要不急で出かけても、誰とも会ったり、飲み食いしないんだから問題なしだろと、屁理屈を述べて3年ぶりの羽田空港、まぁ、月曜の朝にしては空いてるわな。出発便の欠航も多いし、予約した便が飛んでくれてよかったが、たまたま前後の便が欠航になった為か、機内は満席だった。
で、余裕をもって函館空港での乗り継ぎ時間を取った関係か、1時間前の搭乗ロビーは「筆者だけ」という寂しい状況。最終的には20人以上がドコからか湧いてきて、機内の座席は8割がた埋まってドアクローズ。なんか加速がジェット機並みに良いぞ、と思った頃にはタイヤが滑走路を離れてた。函館空港を南東へ向けての離陸直後、いったん海上に出たくらいで「大揺れ」の洗礼…。その後、噴火湾を横切り、室蘭上空から景色は雲の下。ちょっとだけ洞爺湖が見えたけど、羊蹄山は見えないままだった。その後、シートベルトサインが点灯して降下、雲に突っ込み、前方に札幌の街並みが見えたくらいから、またまた大揺れ。M男君ゴコロに訴えかけるどころじゃなくて、恐怖心以外の何物でもない境遇に、大満足の30分フライトだった。


この「穴」がちょっと気になる

機内のレイアウトは左1列、右2列

飛んでるところは撮影できないので、筆者が10年以上前に伊丹かどこかで撮影した写真

Posted by maasaki

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