オルフ室内合奏団 パルテノン多摩

本年最初の「生音」を聴きに多摩へ出かける。
ここ数年の課題、室内楽3曲が全て初耳なのは紛れもない事実(トホホ)。そんな中、メインのシューベルト、弦楽五重奏曲(弦楽合奏版)が面白かった。本来、ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ2の奏者で演奏されるらしいのだが、小編成の管弦楽団の演奏には、コントラバスがお二方含まれている。このへんどうするのか見ていたら…、休憩の前までの2曲では、二人で見ていた譜面台が、この曲で個人ごとに割り当てられている。で、大半のパート割では、コントラバスに、チェロの次席の方が加わって3人と、その他のチェロ3人でそれぞれの旋律を奏でていた。ただメロディによっては、チェロの中で2:2になったりしていたので、そんなトコも考えられているのかと感心してしまった。他のパートの方々も含めて、演奏は素晴らしいの一言。マイクスピーチのたどたどしい指揮者様は、高い理想を掲げた演奏を、きっちり引き出していた印象だった。

Posted by maasaki

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