金山城

手近な所にもう一つ山城があったのを忘れていた…。大田の金山は某S小学校、一年生の遠足行き先である(それ以外の、どんなとこだった…、等は30年以上の年月と共にすべて忘却済み)。なぜか、コンビ二弁当を食べたり、トイレの水道で歯を磨いたりする為には、何回も利用している、西城の駐車場にバイクを置いて、東側の尾根づたいに歩き出す。毎度のように本丸を目指して遊歩道を歩いていると、上の方に物見櫓から石垣へかけて、木橋が架かっているのが見える。またまた、案内図を見てないので、ルートがよく分からない。とりあえず進むと、池と、馬鹿でかい石塁が目に入る。これはすごい。と、しばし眺めるが、四百年前に廃城になった石積みとはとても思えない(後で案内板を読んだら、やはり復元したそうだ)。復元天守郭程でもないが、この辺は解釈の違いというか、まあさき的には、危険の無い範囲で、放置しておいてほしかった部分。そこを登って、ふと、曲輪部にある、トウの昔に閉店した土産物店の外見に、なんとなく見覚えがある。ココで小学一年のまあさきは、スプリング状の変なおもちゃを買った記憶が蘇る(笑)。

やっと本丸跡の新田神社までたどり着く。東側を眺めると122号の4車線が見える。城全体で見れば四方の眺望にも優れている。下の石塁も含めて固かったのは間違いないだろう。しばし周囲を眺めつつ、涼んだ後、北側に遊歩道は無いかと歩き出すと、側の草むらで音がして、結構長い蛇が動いている。物見遊山の闖入者を威嚇しているようでもあるので、もと来た道を引き返すことにした。

Posted by maasaki

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