ストレージ不足


年2回の恒例行事、データ・バックアップの時期になった。改めて無駄データの多さに辟易してくるが、仕事柄、HDDなんか「壊れて当然」の工業製品なので、一部の「失いたくないデータ」の為にストレージを追加する始末…。10年位前からDAT等の媒体では、事実上、容量増加に追い付かなくなったので、結局、大容量のHDDを購入している。そんな中、相も変わらずヤフオク見てたら、NASが安く出てて、一瞬の悪い発作の間に入札ボタンを押してた(笑)。

TS-2.0TGL 2台で¥2,100.-

またしても、よく調べて無かったんだよねぇー。ホントは2TのHDDを4本入れたかったんだけど、コイツには2T未満のパーテーション制限が有って、RAID5組むには、500G未満のHDDが4本いるらしいのだ。そんな中途半端の容量、4本も持ってないなぁ。って、秋葉で中古価格を調べると1本=¥3,000.-だし。結局、ノートPCで使ってた2.5インチの500Gを一本と、640Gのサムスン3.5インチ*3本を強引にブチ込んで、初期化開始(方法はネット上にたくさん有るので割愛)。RAID5/約1.3Tの初期化に丸一日位要して使えるようになった。が、いざネットワークドライブを張ってみると、『おそっ』。なんか、本体のランプを見てると、通信と書き込みが同時にできて無いみたい。実際、通信状況をクライアント側から見ると下記の通りギザギザの上、最速が100M程度で頭打ちになってる。結局、JUMBOフレームとか、間のHUBを飛ばして、直結してみたけど状況は変わらず。

ちなみに、WindowsServer2012の180日体験版で立てたサーバにアクセスすると、下記の通り500M程度は速度が出るし、データも5倍送れてる。

をを、ソフトウェアRAIDの限界なのかァ? 試しに、RAID5を解体して、RAID1+単体ドライブ*2にしてみると、下記の通り、気持ちスループットは上がるけど、最速は前と同じ。

結局のところ、このNASは「ギガピットイーサのチップかドライバがヘボくて、まともな速度が出ない」と言うのが結論。
安く上げたい場合は、無駄な努力は止めて、USB3.0接続の4T外付けドライブを購入することが、一番幸せになれると推奨しやす(なんで内蔵より外付けの方が安くなるのか?疑問) 。

Posted by maasaki

コメントを残す