2013 18切符の旅 冬編(その3)

今日も始発電車に乗る為、6:00前に凍結した道を歩き出す。泊まったホテルのH.P.では、「タクシーサービス」なる物の存在が確認できたので、チェックアウトの際聞いてみたら、ホテルのH.P.で宿泊予約していないとダメとの事(楽天のシステム利用料がやたら高いのかなぁ?)。
信越本線の長岡行き普通電車で柏崎へ向かい、越後線に乗り換える。筆者の認識だと、海岸線を原発とかをカスめながら、新潟へ向かうものと記憶していたのだが、まったくの誤りで、田んぼの中をエイエン進む。しかも、ディーゼルではなくてロングシートの電車なのが、なんだかなァ。それでも、対(トイ)面に座った、おネエさんや高校生の肌のツヤがイイこと…。やっぱり、関東の冬の乾燥は美人を抹殺していると思いつつ、チラ見をしてた、怪しい中年男が一人。
9:30過ぎに新潟着。1時間弱の乗り換え時間でブランチ。「すき」か「松」の低次元な選択に迷った末、本年最初の「並/サラダセット」はすき牛に決定して食す。その後、近場のコンビニに入り、本日発売されるはずのコミック「D」を探す(笑)。以前の旅行中、同様の発売日に秋田の書店で売ってなかった経緯が有るので、あきらめ半分で見ていたら、1冊だけ発見(ラッキー、日本は広い…、がコンビニの流通網はスゴイ)。
新潟駅に戻って、次に乗るのが「全席指定席」の「きらきらうえつ」という酒田行き快速電車。今回、指定席料払ってまでコレに乗るのは、余りに羽越線の連絡が悪いのと、少しでも早く目的地の秋田に着く為。なんか、ネットの運行情報では、連日「遅れ・運休」の文字が有ったので、選択は間違ってなかったかも。さて、指定のホームに向かうと、停車してたのがやたら「チャラい」ペイントを施された4両編成。JR東日本の若いモンが、必死に知恵を出して運行させている列車の様なので、有り難く乗せてもらおう。ただ、各停車駅の観光案内を読み上げるのは良いことだが、新発田の雑煮の紹介に関して、「ネヤサイ」では無く「コンサイ」なんで(たぶん「根菜」が読めなかったらしい…)、車掌のお譲ちゃんは予習しておいてチョ。さて、ネットで指定したのは、海側のA側だけだったのに、ご丁寧に1両目の前の方を指定されたので、鉄チャンがウザイ…。やがて、定刻に発車すると、新発田の手前で、行き違いの電車が遅れてたり、強風のために、積もった粉雪が舞って、視界不良で徐行したりして、ずっと数分の遅れのまま村上を過ぎる。少し期待していた「笹川流れ」は、それまでの行程で冬の日本海を見慣れてしまったので、それなり。周囲の親子連れが放つ「シャッター音」がやかましいだけ…。鶴岡で大半の乗客が降りて、酒田へ直接向かうか、途中の余目(あまるめ)で途中下車して、陸羽西線に30キロ位乗って引き返すか迷う(直接だと、秋田行きの普通電車まで2時間弱の待ちが生じる…)。結局、乗車しているコノ電車も遅れてるし、先で何があるかワカランので、酒田へ向かう。
電車をおりると「寒い」を通り越して、頬が痛い。改札を出て、駅外のトイレに駆け込むだけで、やばい雰囲気。仕方ないので、駅構内のみやげ物屋さんの一角に、軽食ができるような場所を発見。結構まともなコーヒーを¥100で提供してくれたので、二杯で約二時間を、「D」を読んだり、前日分までのブログ文章を入力して時間をつぶす。
15:37、秋田行き普通電車は「またしても」ロングシート。コイツが、ニュースで遭難騒ぎが報じられてた鳥海山の麓で、やっぱり強風のため「赤信号」の連続。30分位の遅れで秋田に着く。今日は、秋田駅前、徒歩2分のホテルを前日に予約したので、夕飯も駅前デパート地下一階の食料品売り場で調達。ひゃー美人ばっかだ…、と、別のところに目移りしながら、一日の終わりを迎える。


Posted by maasaki

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