2013 18切符の旅 冬編(その4)

一応、今回の行程を考える上で、yahoo路線を使って一日の移動範囲とかを参考にしていた。今日は一日で秋田から埼玉まで戻るつもりなのだが、yahoo路線では秋田発の二番電車で奥羽本線を横手へ向かい、北上線に乗り換えるのが、最速での帰宅ルートと表示が出た。確かに関東の鉄道の感覚なら、横手での乗り換え時間「1分」は、無駄のない案内になるだろうケド、連日、こうしてダイヤの乱れを体験してると、20分位を惜しんで、一番列車に乗らない選択は、まあさきにはNGだ。そんな訳で、6:04発の新庄行きに乗車。が、現実は予想を遥かに上回る…。とにかく停まる。そして次には運転手が「指示所との連絡」。ワンマンカーの運転手は停車中にしか無線連絡ができない規則らしい…。北上線の発車時間がどんどん迫る。7:38を逃すと、次は10:20というローカル線ぶり。このまま奥羽線での福島行きを調べると、まぁ、埼玉の帰宅時間は変わらないけど、仙山線以南は乗ったこと有るんで、未乗車区間が少ない割りに、時間がかかってる。結局、横手の到着時間は、30分遅れで、北上行きの発車時間を10分位過ぎている。しかし、奇跡的に(?)北上行きは待っていてくれた。あわてて乗り移る。
沿線の積雪が一段と多いこと。こんなトコをクルマで走るには、相当な神経をすり減らすが、今は一面の白い世界に眠気を覚えつつ、ただ運んでもらっている。なんつぅ贅沢。北上駅に着いて、多少感謝の意も込めて列車を撮影。JR東日本が関東とか、都市部で儲けている分を切り崩しているとは言え、こんなローカル線を運行し続けてることは、素直にうれしい。乗って損の無い路線である。あとは、エイエン、昔のL特急時代を偲ぶ、東北本線の長い旅だ。あんまり書くことは無いんだけれど、青春18切符の乗車期間だけは、長距離快速列車を運行してくれないものかなァ。儲からない18切符乗客よりも、新幹線に乗せたいのは理解できるけど、発売してる以上、乗るやつは乗る。結局迷惑するのは、地元の一般利用者じゃない? 普段空いてる列車が、座れないんだから…。なんか、LCCの戦略みたいに、普段列車に乗らない人を引っ張り出さないと、事業は萎んじゃうんじゃないかなァ…? 上野-盛岡間が長すぎるなら、仙台で乗り継ぎにしてもイイから、全席指定で¥510X2の¥1020プラス18切符1日分¥2300の計¥3340で東北地方の大概の町に行けたら、長距離バスを駆逐できるんじゃないかと思ったりもする。そんくらい、長い乗車時間と煩雑な乗り換え回数だった。それでも、冬の(列車の)旅が面白いことは、今回確認できて満足。

Posted by maasaki

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