天神山城

今回の旅、最後の城攻めは備前天神山城(現・和気町)だ。
この城も直接の案内に乏しく、唯一確認できたのは、吉井川沿いの国道374号線から見えた看板だけで、健脚な人は、そこから遊歩道(登山道)を歩くかもしれない。が、登山を封印してる筆者は、地図とカーナビを駆使して、なんとか高度を稼ごうとする悪あがき。すると「和気美しい森」というキャンプ場への道を辿ると、ほぼ山頂に到達できる事が判った。早速キャンプ場(正月明けで無人…)を通り抜け、遊歩道を歩くこと数分で遺構が現る。まずはうっすら残る空掘で、つぎが軍用石(単に大きな岩が有るだけだが、上って来た攻め手を攻撃する為に用意したとも言える)、そして本丸跡となる。ただ、この本丸、付近の案内板の情報が錯綜していて、年代の古い太鼓丸城本丸なのか、新規本丸跡なのか判別ができなかった。日ぐれ間近で雨も落ちてきそうなので早々に退却した。帰ってから確認したところ、筆者が辿り着いたのは太鼓丸城本丸で、新たに築城された本丸は、峰を一度下った先とのことだった。まぁ、周辺を眺められたことで満足。



Posted by maasaki

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