クラッシック

武蔵野室内アンサンブル 府中の森芸術劇場

メインで演奏されたドヴォルザークの交響曲第7番。実は先週同じくドヴォルザークの第6番を某所で拝聴していて、こちらは辛うじてCDを所持していて、旋律が頭にあったのだが、第7番は完敗だった…。なんか、1楽章は後の時代の作曲らしいが「オセロ」に似た旋律が有って、個人的に耳に残り難いかも。とは言いつつ、演奏の方は迫力もあって良い演奏だったと思う(比較対象とする演奏が何もないので推測)。今日はモーツアルトの交響曲第33番も「お初」で聴いたりもして、まだまだクラッシックの「ヌマ」は深そうだと実感。生音で好きな旋律に出会えるかも…と考えれば贅沢か?

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アンサンブル・クオーレ 南大沢文化会館

お初のホールに「お初」かもしれないオケを聴きに出かける。お題が、ハイドン(オックスフォード)、プロコイエフ(古典交響曲)、ベートーヴェン(第5番)という交響曲3本立て。弦のパートが最小編成の4人ずつだったせいか、時より吹奏楽の中に主パートを探す必要に迫られたりもしたが、演奏はお上手でお腹はいっぱい。さらに、アンコールの2曲目!、季節柄か八代亜紀の雨の慕情オリジナルアレンジ(ある意味貴重?)と、クラクラしながら帰路についた。

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くにたちバロックアンサンブル 三鷹市芸術文化センター風のホール

楽団名にバロックって入れている都合上、バロックしか演奏しないのであろうか?
筆者の超偏ったバロック感、8割がバッハとその一族、1割ヴィヴァルディ、あとの1割がその他の作曲家…。本日そんなアホは、その他の作曲家の作品4曲を拝聴した。いずれも、宗教と密接に関係した旋律は、最初こそ眠気という、違う世界への誘いとなるかと思われたが、各曲の前にきちんとAの音が揃えられた「徹底」したかのような演奏、クラッシックの「高み」を再現し、素晴らしい土曜の午後を過ごすことができた。

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アンサンブル・ジュピター 杉並公会堂 大ホール

なんとなくコンマスさんのお顔に見覚えがあったので、お初ではなさそう…。年度末/年度初めの時期は、箱モノが各種催し物、卒業式や入学式等で押さえられてしまうらしくて、一時的にオケの公演が少ない中、今回はマーラーの1番を聴きたくて出かける。その迫力たるや特筆もので、グスタフ・マーラーの構想を、音量音質とも緻密な計算(指揮力)で具現化した素晴らしい演奏だった。目を閉じて聴いていると立体感が途轍もなく、鈍っていた耳や脳が活性化させられた?(と思いたい)。

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才女

この人のエッセイ「ピアニストという蛮族がいる」を読んだ時は衝撃だった。日本を代表するピアニストで「カレー」食べている人(笑)…、という筆者のイメージは完全に破壊される。タイトルからしてハイソなイメージに似つかわしくない「蛮族」だし、読み出すととんでもない洞察力に驚き、ソレをこれまた「そんな人だったんだ」って言うくらいの「お笑い」的文章で紡いでいく。チケット代がお高くて「生音」は聴く機会が無かったが、CDは大事にしたいなぁ…。
やすらかに…。

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第5回せんがわピアノオーディション受賞コンサート

昨年の夏に見学してた「オーディション」の優秀賞受賞者による演奏を聴く。最優秀賞が男女2名、優秀賞男性2名と言う受賞者の中、三重野奈緒さんの演奏だけ選ばせてもらったのは、おっさん的に「目の保養」も必須と言うことで…。
設置されてた、すごく響くピアノの影響も有りそうだけど、彼女の奏でる音色を一言で言うと、「原色」。それもかなりピュアなのに感じる。これがドビッシーの混濁したのとか、ラフマの濃淡的なのを、どんなふうに奏でるのかは気になる所。ただ、極まった原色が無いと、変化が浮き上がらないのも事実。そんなことを感じながら1時間ほど聴かせてもらった。
ちなみに…、夏のオーディションの際、筆者は演奏者に関する一行コメントをノートに残していたのだが、彼女に対する一文は、「まとまりすぎ、伸びしろ?」だった。きっと彼女なら、素人オジサンのインチキコメントなど、木っ端微塵に打ち砕いてくれるだろう…。

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