クラッシック

オーケストラ・パレッテ ティアラこうとう

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲でソリストを務めた神山里梨サン。登壇時、舞台中央へ向かう途中で、一寸だけロングドレスの裾につまずいて「ヘン」な気負いが取れたのか? その後の演奏が圧巻だった。強弱、緩急、ドコを取っても申し分ない演奏で、語彙力の乏しい筆者には「CD聴いているみたいだった」と記すのが精いっぱい…。オケの皆さんも独奏に負けない迫力で、聴いていて幸せだった。

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港北区民交響楽団 横浜みなとみらいホール

前にココに書いたが、シベリウスは苦手な作曲家だ。そんな淡々とメロディーが繰り返され、眠気と勝負する楽曲しか知らない筆者でも、例外的にヴァイオリン協奏曲だけは、ハデ目で印象に残っている。怪しい記憶では、シベリウスはヴァイオリンが「かなり」上手かったらしい。が、アガリ症で人前が苦手だったため、奏者を諦めて作曲に専念したんじゃなかったっけか…? 影の名手が、ヴァイオリンの可能性に全てをぶつけた曲と勝手に解釈している。そんな協奏曲のソリスト荒井章乃さんの演奏は、感情のこもった強弱どちらも「伝わってくる」良い演奏だった。バックの皆さんも破綻なく、素晴らしい公演だったと思う。無料だったのが勿体ないな…。帰り際、募金箱かチラッと目に入ったのだが…。ゴメンナサイ、次は絶対微々たる寄付をさせていただきます。

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武蔵野市民交響楽団 武蔵野市民文化会館

室内楽の公演へ出かけるとよくあることだが、本日も4曲中「全部」お初という、新年にふさわしい、初々しい体験をしてしまった…。その中でも3曲目、A. フレジエの「2本のオーボエと2本のファゴットのための四重奏曲」に至っては、このフランス人の作曲者名すら存じ上げないという、相変わらずの不勉強ぶりを自覚せざるを得ない現実なのだが、今日は2本のオーボエのうち1本を、クラリネットで演奏してもらえるという、この先二度と体験できない貴重な体験だ。で、筆者の「バカ耳」だと、交響曲なんかで、周りの音に紛れてしまい、 オーボエとクラリネット、どっちが出してる音だが判別できないときが多々あるのだが、今回はバックがファゴットだけという高環境で聴き比べ事ができて感謝! 同じ旋律を何度も交互に聴ける機会なんて普通は無いわな。で、それぞれの特徴だが、オーボエは「ほぼ」金管楽器みたいな音を、鋭い立ち上がりとともに出してる。対してクラリネットの立ち上がりはのんびりしてて、長い音の後半の響きがふくよかで好ましい。と考えると、オーボエは速いテンポの細かい旋律が得意で、オーボエはゆっくり目の長い音が向いているように感じた。今度、どこかのフルオケ公演で確認してみよう。

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埼玉大学管弦楽団 さいたま市文化センター

久々の大学オケで、当然のようにフルオケ、大人数による演奏は迫力そのものだった。団員の総数も多いらしくて、曲により主席が入れ替わり、演奏するしないもあって、曲の終わりに主席さんと楽器全体と、なんか拍手してた時間が異常に長かったような。それを催促?する指揮者さんが本日最大の功労者かと…。

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曽谷フィルハーモニックオーケストラ 行徳文化ホールI&I

行徳の「お初」のホールへ、オケの方は(ゴメンナサイ)お初かどうか定かでない公演を聴きに出かける。会場はタテ(客席の段数)が少なく、ヨコに十分な広さが有って、どの席に座っても、一定の楽器だけ音が届きづらいとかは無さげだ。それと、暖房強め(苦笑)。普通夏も冬も、温度低めが標準と思っていたアマオケの公演で、あんまり体験したことのナイ位の設定だった。
演奏の方は上記のごとくポカポカしているところに、流れてくるシューベルトとメンデルスゾーンの旋律が、所持しているCDなみに「すこぶる」安定していて、心地良さからつい別の世界に立ち入りそうになる。そんなところに管楽器の迫力と、弦楽器の底力を併せ持った強い波音に、何度も現世に引き戻される始末。肌寒くなった季節に最高の休日を満喫した充実感。

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ムジカ・パストラーレ 多摩市民館

お題がドヴォルザーク3曲という、これまでありそうで無かった曲選…。筆者の場合はブラームスの次に好きな作曲家なんで、何曲並べられようが問題無し。で、演奏の方はチェロ協奏曲のソリストを務めた森義丸さんの「深い」音色と、オケの迫力がありながら統制の取れた演奏により、聴きごたえのある公演だった。最後に…、チューバの演奏者さんにパチパチ(なんか「し忘れた」ような気がするので拍手)。

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神奈川セリエスオーケストラ ミューザ川崎

以前、メンバーの室内楽を聴かせてもらったことのある、フルオケを「お初」で拝聴する。室内楽での楽団員さんの技量が申し分なかったとおり、フルオケでの演奏は「言わずもがな」で、無料公演がもったいない(ありがたい)。さて、本日のお題で筆者の目的は、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」。ピアノソリストの冨永愛子さんは、過去1-2度拝聴していたと思うのだが、出かけた公演が多すぎて思い出せない(ゴメンナサイ)。
で、その演奏だが…、今日は会場が特殊形状(客席が左右非対称で渦巻いてるみたい)のミューザで、オケの斜め後ろの席を予約してしまったため、丁度ピアノのフタ(?)、反音板(?)が弦の音を遮っている上、オケの音も元気なので聞き取りにくい(トホホ…)。ピアノに詳しくないのだが、今回の会場みたいなトコでは取り外せないのだろうか? そこだけがすごく残念な公演だった。それ以外は素晴らしい。

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ウィンクルムフィルハーモニー管弦楽団 すみだトリフォニーホール

人気があるらしく、直前にチケットを購入しようとしたら、3階席しか空いて無かった。演奏者からは30メートルくらい離れているだろうか?、弦の波音は届きづらく、シンバルの一撃や一部の管楽器の音だけがやたら響いてくる。さて、お目当てはボロディンの「イーゴリー公(抜粋)」。たまたまか?、きちんとした生音を聞いたことが無く、やたらアンコール曲の印象が強い。演奏の方は「お上手」の一言。強弱緩急申し分ない。次は前の方の席で楽しみたい…。

会場へのアクセス路にあるエスカレーターが大雨で止まっていた。故障か?

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ミハラシンフォニカ 関内ホール

3年位前、川崎市中原ですごい演奏を聴かせてもらったオケを、再度聴きに出かける。会場のホール(お初)が外壁工事でわからず、熱いさ中にかなりの距離、通り越してしまったのは内緒だ。お題はブラームスの交響曲、3番と4番の同日演奏と言う「重たい」内容。どこかの評論家は、この2曲をとにかく「暗い」楽曲と評していたが、筆者は結構好きだったりする…。で、演奏が始まると、前回と変わりなくスゴイ纏まり。その一体感と迫力と言ったら「神々しさ」を感じるレベルだ。ただ、第3の方で一部、テンポが想定外に速いところが何回かあって(これまで経験した生音やCDでも無かった速さ…)、筆者の耳がツいてゆけず疑問符が生じる場面もあった(解釈の違いと納得しないとクラッシックは楽しめない)。耳が慣れたのか?、後半の第4の方は素人耳でも十分堪能できる演奏だった。

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L.v.B.室内管弦楽団 豊洲シビックセンター

豊洲にやって来るのも2年ぶりくらいだろうか…? 室内楽の公演だけでも1-2度拝聴している楽団さんの音を、涼を求めつつやって来た(こちらのステージはバックのスクリーンを下げたままだと、湾岸方面は当然見えないが涼しい)。会場に着くと、本日のお題7曲の内、3曲が演奏取り止めだとか…(残念)。で、それがまあさきの知ってる、数少ない曲だったからってこともあるが、最終のモーツアルト交響曲29番以外、知った旋律が無いという事実。最近中古CDも買わないので、youtubeで曲漁りでもしようかな。あっ、今日のモーツアルトは良い演奏だった。

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