戦国時代

吉川元春館跡

バイクでブラブラ散策してたら偶然発見。規模(敷地)はデカイが、城址では無いのでツーリングマップルに記載がない? あるいは「主人」がそれほど有名じゃないのかなぁ? 寓話「3本の矢」の中の1本だし、筆者的にはゲームの中で「使える」武将の一人なのだが…。さて、館としては立派な石垣を備えているが、案内板によると隠居後の住まいとして造成されたとのコト。さらに奥手に進むと、元春と長男元長の墓がある。以前見学した、郡山城址の麓に毛利元就の墓が有ったように、毛利家では居城近くに墓を造る習慣だったのかなぁ?



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鳥羽城址

まいど、中途半端なリサーチにより、駐車場は駅西口のを利用すると2時間まで無料、ということは調べておきながら、城跡が何処か? という肝心なトコを知らずに歩き始めるアホ1人。頼みの「案内板」がどこにも無いことに焦り出し、ドコゾで記されていた「海に突き出た」という一文をもとに、全然関係無いホテルの敷地をウロウロ(苦笑)。通りかかったジョギング中の男性に尋ねて、見当違いの方向を指差される始末(トホホ)。30分のロスの後、その名のとおり「城山公園」に辿り着く。上って行くと、やがて現れた本丸跡の広いこと(サッカーくらいできそうだが、ラインアウト時のボールはタイヘン)。以前は小学校のグランドとして利用されていたという名残だろうか? 本丸が建てられていた所には「土俵」が残っていた。ここから眺める伊勢湾。居城としていた九鬼水軍は、信長の石山本願寺攻めの際に大阪湾まで出張って、毛利方の水島水軍と大海戦の末、勝ったんだか負けたんだか…。筆者のイメージとしては、城主=海賊と言った感じだ。






なんか…、細い車道が伸びていて、一ノ丸跡直下まで、クルマで登れるようなのだが、詳細は不明だ。

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田丸城址

直前のアクセス路が道路工事により通行止め。住宅街の狭路を大回りし、町役場の側から城山を上る。駐車場の対面にある中学校は三の丸の跡地とのコト。石垣高いな…。主な城主は信長の次男、織田信雄。立場上、資金は潤沢だったのか? 広い城域を進みつつ、一の丸跡で東側を望むと、遠く伊勢湾が見通せた。




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刈屋城祉

古本屋へ向かっていた途中、偶然発見。何の予備知識も無く「説明文」読んだら、歴史的に重要な城だった…。この城で徳川家康の生母、於大の方が生まれたとのコト。この城が無ければ、今の日本は全然「別物」かも? 開国後、この地は士族さんが買い上げ、社交場として利用されていたらしいが、戦中は高射砲台に使われたと書いてある。現在は日当たりの良さそうな建物が建っていて、「何」なのかは近くに行ってみたが、よくわからなかった。



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九戸城址

ハナシがややこしくなるのを承知で書くと、現在の二戸市に存在している。ついでに、「福岡城」と呼ばれていた時代もあるらしい。歴史的には、秀吉の全国統一の最終過程で悲劇をみた城となっている。早朝、駐車スペースには、相模ナンバーのクルマが止まっており、見学を終えた人が、帰途につく直前だった。駐車場からの見学コースは2本有るようだが、大手門への道が工事中につき、大周りの二の丸搦め手へのコースを歩く。が、結構な距離。つまり広い。まぁ、庶民と御殿様との関係からすれば、安易な階段を作って、本丸直行よりは、より相応しい。搦め手門に着くと一部ビニールシートに覆われ、何かの発掘調査が行われていた。風が吹くと、そばの樫の木からドングリがパラパラ落っこちるのだが、「撮影禁止」の紙が下がっていたので周囲の撮影は遠慮する。二の丸敷地と本丸との間に深い堀が有り、鉄板の橋がかかっている。それを渡ると、広い本丸の敷地で、本丸の有った位置も特定されていた(城域の中心付近)。近くにも堀が有り、石塁が見えるのだが、これは悲劇のあと入城した、蒲生氏によって築かれたとのこと。一通り眺めて、帰りは大手門側から住宅地を通ってクルマに戻る。途中に有った「町内会」の掲示板に三の丸町内会と書かれていて、歴史を感じさせると共に、何処へでも家を建ててしまう、昔の人々に思いをはせる…。



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脇本城址

男鹿半島の付け根にある山城跡。国道から菅原神社横の急坂道をクルマで上ると、無人の案内所と駐車スペースが現れる。案内所でパンフレットを頂戴し、しばし登ると広大な城址へたどり着く。が、左右の高台、パンフにも案内板にも、どこが本丸跡か記されていない。見た目、土塁だけで石垣が無いのだから、特定できてないのか? あるいは居住区画としての「舘」だけだったとも考えられる。これほど不確定要素が多いのは、上方から見れば「最果て」渡島半島も支配していた安東氏故に文献が乏しいのだろうか? 北前船により、最低限の下地は備わっていたはずなのだが…。
まぁ、見晴らしの素晴らしいところだ。


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出羽小国城祉


不意に4連休となったので、東北方面へ城攻めに向かう。ひと城めは出羽小国城。同名の城が複数存在するので、「温海町 小国城」と、鶴岡市に合併前の町名とともに検索する必要がある。そもそも、海からだいぶ離れた、山の中になんで城跡と、疑問が有ったが、昔は「出羽街道」が山側を通じていて、ココが要衝の地であったらしい。歴史を感じさせる小国の集落入口に関所跡の看板を発見。が、肝心の城跡に関する案内が無い…。駐車場の入り口は防火倉庫の壁に小さくあるので、目を凝らさないと(笑)。朝7:00、攻城開始。まず、攻め手の雑兵を待ち受けるのは、行動力を低下させる「蜘蛛の巣攻撃」。結構な急坂を朝露に足元を滑らせながら、拾った松の枝を振り回して突進する。ちなみに本丸までは1キロ強。多少の汗を浮かべつつ「馬返し」までたどり着いた。一応、現代の仮想城主は、直前の峠越えで目撃してしまったツキノワグマかなぁ…。普通はマムシが最大の敵なんだけど、今日は違う生物にビクビクだ。そんな直後、直近でキジが飛び出して、血の気が引いたのか 血圧が200越えしたのか、どっちでも良いが、残り少ない寿命がさらに縮まった感が。なんとか登り切った本丸跡は、草も刈られることなく、400年の歳月をかけ、山に戻りつつあった。下山後、雑兵が得た戦利品は、ジーンズにくっ付いた、なんかの雑草の種だけだった。




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天神山城

今回の旅、最後の城攻めは備前天神山城(現・和気町)だ。
この城も直接の案内に乏しく、唯一確認できたのは、吉井川沿いの国道374号線から見えた看板だけで、健脚な人は、そこから遊歩道(登山道)を歩くかもしれない。が、登山を封印してる筆者は、地図とカーナビを駆使して、なんとか高度を稼ごうとする悪あがき。すると「和気美しい森」というキャンプ場への道を辿ると、ほぼ山頂に到達できる事が判った。早速キャンプ場(正月明けで無人…)を通り抜け、遊歩道を歩くこと数分で遺構が現る。まずはうっすら残る空掘で、つぎが軍用石(単に大きな岩が有るだけだが、上って来た攻め手を攻撃する為に用意したとも言える)、そして本丸跡となる。ただ、この本丸、付近の案内板の情報が錯綜していて、年代の古い太鼓丸城本丸なのか、新規本丸跡なのか判別ができなかった。日ぐれ間近で雨も落ちてきそうなので早々に退却した。帰ってから確認したところ、筆者が辿り着いたのは太鼓丸城本丸で、新たに築城された本丸は、峰を一度下った先とのことだった。まぁ、周辺を眺められたことで満足。



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城井谷城(城井ノ上城)

実は、先週K氏と会食する前にやって来たのだが、雨で遊歩道が「川」になってて、撤退した経緯有り。日を置いて再度攻城戦に挑むと、川になってた表門(写真の岩が乗ってる洞窟入口みたいなトコ)が通行できた。そのまま上へ進むと、石積みの跡らしき遺構の先が開けた。周りを高い峰に囲まれたこの地が、城跡らしい。確かに、最高所に本丸を構えるのも手だが、平時を考えればこれもアリだ。周りを見渡し、どこか山の上に砦の跡でもないか見てみたが、山の上に「大岩」が乗った様な峰ばかりで、反対側から攻め込むのすら困難に思われた。この城の主だった宇都宮氏は某軍師の計略に嵌り、滅亡したとのコト…。


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日野江城

近世宇土城に引き続きキリシタン大名、有馬氏の居城跡を元旦早朝から訪れる。
直前まで案内板も無く、地元としては、それほど観光資源になると思っていないらしい。駐車場から階段を上がっていくと、イノシシ除けのフェンスがお出迎え。通過後しっかり締めてから先へ進む。現れたのは石積みと階段跡。説明板によると、階段に使われていた石は、墓石とのコト。こちらのキリシタン大名も、異教となれば仏といえど扱いが冷たかったらしい。さらに上へ進むと「立ち入り禁止」の札と崖崩れ。本丸に進む傾斜が見事に崩れ、ブルーシートに覆われた状態。多分、国とかの史跡指定がされてて、迂闊に修繕するのも叶わないのではないか? 筆者は迂回路を何とか探し出し、別ルートで上へ…。本丸跡からは有明海の眺望が広がっていた。





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