三田フィルハーモニーオーケストラ 大田区民ホール・アプリコ

昨年に続いて今年の公演も出かけてしまった。お題もラフマ2番(ピアノ協奏曲)にチャイ5となれば、満員は必至だろうと、開場の1時間前からご老体の中に身を置く(とほほ)。実際超満員の中、演奏が始まって思うのは弦の強さ。ただ音がデカいのではなく、地力(ヂヂカラ?)を感じさせる音なのだ。筆者的に言い換えると、音の強弱が背筋に伝わるって来る感じ(?)。さて、こんなオケと協奏曲(それも難曲)を演奏するピアニストは清水将仁さんだ。演奏後のアンコールを聴いてても、テクニックも有るし発せられる1音ごとに流麗さは伝わるのだが、如何せん弦に飲み込まれてしまう…。下手をすると、ホルンやフルートとのソロ対決(って表現もどうかとは思うが)で、食われてしまう場面も見て取れた。ソロで演奏するピアノと協奏曲で鳴らすピアノには違いが有るのだろうか? そんなことを感じつつ、休憩後の交響曲はすごい迫力だった。このブログでオケを紹介するのは2回までって、個人的な決め事が有ったのだが…、3回目(来年)も有り得るな。

Posted by maasaki

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